板金とは


「板金」という言葉から皆さんどのようなイメージを持ちますでしょうか?試しに「板金」のキーワードで画像検索してみてください。ほとんどの画像は、車が出てくるのではないでしょうか?「仕事は何をしているの?」という会話から「板金加工の会社で働いている」というと「車の凹みを直してくれないか?」と聞かれます。
「板金」の一般的なイメージは、おそらく「車」なのでしょう。
しかし、BANKIN GUIDEで説明していく「板金」は、主に「精密板金」になります。これは、車の板金でもなく、建材などの建築板金でもなく、産業機器の筐体や内部の機構部品に組み込まれているものになります。

精密板金とは

では、精密板金とは何者でしょうか?
こちらもこのワードで、検索してみます。するとたくさんの製品が出てくるはずです。中には「精密?」と思われるような物もあるかもしれません。しかし、これら全てが「精密板金」になります。

これは「精密」の言葉の意味が

  1. 極めて細かい点にまで注意が行き届いていること。
  2. 細部にいたるまで正確な寸法で作られていること。

だからかもしれません。

特に精密板金に寸法の定義はないということなんですね。そんなこともあってか、「精密板金は精度があまり出ない」というイメージを持たれている設計者さんや他金属加工業者さんが多いと聞きます。でも、実はそんなことはありません。ここでは、精度の出る精密板金について載せて、少しでも板金設計のお役に立てたらと願っています。

精密板金加工って、どんなことするの?

精密板金加工は、文字通り、板を精密加工していきます。イメージとしては、折り紙を想像するとわかりやすいかもしれません。折り紙は、「切る」「折り曲げる」という要素を使い、一枚の紙が様々な形状に姿を変えます。板金加工も同じような要素を使い、一枚の板を様々な形状へと変えていきます。

精密板金加工のイメージ

精密板金加工は、文字通り、板を加工していきます。その中の曲げ加工はイメージとしては、折り紙をイメージするとわかりやすいかもしれません。折り紙は、「切る」「折り曲げる」という要素を使い、一枚の紙が様々な形状に姿を変えます。板金加工も同じような要素を使い、一枚の板を様々な形状へと変えていきます。

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